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ポンド円とロンドン市場を利用したバイナリーオプションの裏技手法を解説

ポンド円を利用したバイナリーオプション取引

バイナリーオプションでは多くの通貨ペアの中から好きなモノを選択して取引することができます。

その種類は様々ですが、中でも「ポンド円」はボラリティの激しい通貨ペアで短期取引のバイナリーオプションとはある意味相性が良いです。

ボラリティとは簡単に言うと値動きの変動幅のことで、ポンド円はボラリティが激しすぎて「殺人通貨」とも呼ばれており、癖のある通貨ペアです。

そこで今回は、バイナリーオプション取引におけるポンド円について、その特徴や攻略手法について詳しく解説します。

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当サイトでは、この他にもバイナリーオプション取引に関する裏技について「バイナリーオプションの裏技的手法4選!」でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

ポンド円の特徴

ポンド円の為替は、イギリスの経済や政治状況、日本の経済や政治状況によって影響を受けます。

ポンド円の為替の動きの特徴についていくつかご紹介します。

それぞれ詳しく解説していきます。

ブレグジット関連のニュースに敏感

ポンド円の為替は、イギリスのEU離脱(ブレグジット)に関するニュースや進展に敏感です。

ブレグジットによってイギリス経済や貿易に影響が及ぶ可能性があり、そのためポンド円の為替にも影響を与えることがあります。

経済指標の影響

ポンド円の為替は、イギリスや日本の経済指標にも敏感です。

例えば、イギリスのGDPや失業率、日本のGDPや消費者物価指数(CPI)などが発表されると、為替相場に影響を与えることがあります。

安全資産としての円の需要にも影響を受ける

円は世界的な不安定要因や金融危機時には「安全資産」としての需要が高まる傾向があります。

そのため、世界的な金融市場の不安定要因が高まると、円高になりポンド円の為替に影響を与えることがあります

日本政府の為替介入による影響も受ける

日本は、外為市場での円高や円安の急激な動きを抑制するために為替介入を行うことがあります。

このような為替介入が行われると、ポンド円の為替にも影響を与えることがあります。

ポンド円が殺人通貨と言われる理由

冒頭でもお話しした通り、バイナリーオプションにおいて、ポンド円は「殺人通貨」と言われることがあります。

ポンド円が殺人通貨と言われる理由はポンド円の特徴を知る上でも重要ですので、その理由について解説します。

ボラティリティが高い

ポンド円は為替相場の変動率が非常に高く、ボラティリティが大きい通貨ペアの一つです。

そのため、為替相場の変動が激しいという特徴があります。

スプレッドが大きい

ポンド円のスプレッドは、他の通貨ペアと比較して比較的大きく、取引コストが高いことが特徴です。

スプレッドが大きいと取引するために必要なコストが増えます。

つまり、投資家にとっては不利な状況となりやすいです。

ブレグジットによる影響をもろに受ける

イギリスのEU離脱(ブレグジット)に伴う不確定要素が依然として存在しているため、ポンド円の為替相場に影響を与えることがあります。

ブレグジットによる影響は、経済指標やニュースなどによって瞬時に変動することがあり、今後どうなるか分からない現在の状況ではバイナリーオプションにはリスクとなる場合があるでしょう。

暴落リスクがある

ポンド円は、政治的・経済的なリスクに影響を受けやすく、一時的に急激な下落を経験することがあります。

そのため、ポジションをとっていた場合損失が大きくなる可能性があります。

ポンド円で取引するメリットとは?

殺人通貨とも呼ばれリスクも高いポンド円でバイナリーオプション取引をするメリットはあるのでしょうか?

主なメリットは以下の通りです。

それぞれ詳しく解説していきます。

ポンド高・円安の場合は利益が狙える

殺人通貨と呼ばれリスクが高いポンド円ですが、為替の状況によっては利益になることもあります。

例えば、為替相場が上昇して1ポンドあたりの円の価値が低下する場合、ポンドを買って円を売ることで利益を得ることができます。

経済指標が良いと有利になる

ポンド円は経済指標や公の発表に敏感に反応します。

裏を返せば、イギリスや日本の経済指標が良好な場合、ポンド円の為替相場が上昇することがあります。

例えば、イギリスのGDP成長率が予想よりも高かった場合や、日本の輸出が増加した場合などが挙げられます。

イベントリスクが低い場合もねらい目

二国とも新興国ではなく、安定した情勢を維持してきた国ですので、世界的な信頼は高いです。

そのため、イギリスや日本の政治的なリスクや経済的なリスクが低い場合、ポンド円の為替相場が安定し、投資家は利益を得ることができます

利率が高いとポンドに投資がなされる

イギリスや日本の中央銀行が、他の国の中央銀行よりも高い金利政策を行っている場合、ポンド円の為替相場が上昇することがあります。

これは、投資家がより高い利回りを求めてポンドに投資するためです。

ポンド円とポンドドル、ドル円の関係

ポンド円取引をする際には、ドル円とポンドドルの価格も重要な要素となってきます。

というのも、ポンド円の価格はポンドドルとドル円の価格に基づいて計算されるからです。

具体的には、ポンド円の価格は以下の式で計算されます。

ポンド円=ポンドドル×ドル円

ですから、ドル円やポンドドルの価格が変動すると、ポンド円の価格にも影響を与えます。

【具体例】

  • ドル円が上昇するとポンド円の価格も上昇する可能性がある
  • ポンドドルが下落するとポンド円の価格も下落する可能性がある

このように、ポンド円の価格にはドル円やポンドドルの価格の変動が関連しているので、これらの価格に注意する必要があります。

ちなみに、ポンドが強いと言える状況としては、以下のようなケースがあります。

ポンドドルの価格が上昇し、ドル円の価格が下落する場合。この場合、ポンド円の価格も上昇することがあります。これは、ポンドがドルに対して強く且つ円に対しても強くなるためです。

ポンドドルの価格が上昇する場合もポンドがドルに対して強くなることがあります。これは、ポンドの需要が高まりドルの需要が低下するためです。

このように、ポンド円は「ポンド」「ドル、」「円」の力の相関関係を見る必要があります。

ポンド円はロンドン市場が開く16時~17時を狙うのがおすすめ

続いては、バイナリーオプションでポンド円を取引するための具体的な手法をご紹介します。

結論から言うと、バイナリーオプションでポンド円を取引する場合はロンドン市場が開く時間帯がおすすめです。

ロンドン市場がオープンすると、ポンドに関する取引量が増加するため、ポンドの需要が高まります。

これを皮切りにヨーロッパ市場が活発になり、欧州諸国や英国に関する経済指標が発表される頻度が高くなります。

そのため、市場参加者はこれらの指標を注視し、ポンドの動向を予想して投資する投資家が増えます。

この時間帯にポンドを買う人が多い理由をさらに詳しく説明すると、以下のような要因が挙げられます。

それぞれ簡単に解説します

ポンドの価格が上昇する可能性がある

ロンドンは世界的な金融センターの一つであるため、多くの投資家やトレーダーが市場参加しています。

その中には、ポンドを買いたいと考える投資家も多く、需要が増加することでポンドの価値が上昇する可能性があります。

リスク分散できる

ロンドン市場は、欧州の市場とアメリカの市場の中間に位置しています。

そのため、欧州やアメリカの投資家や企業がロンドン市場でポンドを買うことでリスクを分散することができるので、ポンドが買われます。

世界からの信頼度が高い

英国は世界的な金融センターであるだけでなく、安定した政治体制や経済基盤を持っています。

そのため、世界中の投資家や企業からの信頼が高く、需要が増加することでポンドの価値が上昇する可能性があります。

バイナリーオプションでポンド円を取引する際の注意点

最後に、最近のポンド円の動きで注意しておくポイントをご紹介します。

COVID-19の感染状況

COVID-19の感染状況は、ポンド円の相場に大きな影響を与えています。

新型コロナウイルスの感染状況はまだまだ収束したとは言えない状況です。

拡大が広がった場合は、経済活動が停滞し株価や為替相場が下落する傾向があるため、最新の情報を収集することが重要です。

英国の金融政策や景気動向

英国の金融政策や景気動向に関する情報は、ポンド円の相場に大きく影響を与える要因の一つです。

英国の金融政策が緩和的になるとポンドが売られ円が買われる傾向があります。また、英国の景気動向が良好であれば、ポンドが買われる傾向があります。

日本の金融政策や景気動向

日本の金融政策や景気動向に関する情報も、ポンド円の相場に大きく影響を与えます。

英国の金融政策の場合と逆に、日本の金融政策が緩和的になると、円が売られ、ポンドが買われる傾向があります。また、日本の景気動向が悪化すると、円が買われる傾向があります。

イギリスとEUの貿易協定

イギリスがEUから離脱した後も、両国の経済関係は密接に結びついています。

イギリスとEUの貿易協定が交渉された結果、イギリスの経済活動やポンド円の相場に影響を与える可能性があります。

現職政権の影響

ポンド円は円が強い状況下でイギリスの政権の政策の成否によっても大きな影響を受けます。

ポンドは2021年後半から2022年の前半までは、利上げは段階的に実施されていましたが、イギリスのジョンソン首相への不信感やロシアウクライナ情勢の悪化などで、定期的にリスクオフの相場が続き、特に目立ったトレンドもなくレンジ相場で推移していました。

ところが、2022年3月~4月にかけては、一転してそれまで150円台を推移していた価格が一時的に168円にまで急騰しました。

これは円が売られたためで、対ポンド相場でも大きな上昇を見せました。

ただし、あくまでも円での影響が強い状態ですので、ポンドに関しては経済減速の懸念などから売り圧力が強い場面も多いです。

また、2022年7月にはジョンソン首相の辞任が決定し、9月に新首相となるリズ・トラス氏が就任したことにより、トラス氏の経済対策やインフレ体質に陥った英国経済の実態に懸念が集まり、ポンドが大きく下落を決めました。

さらに2022年10月には、トラス首相が早期の辞任を発表し、新たにリシ・スナク氏が新首相に就任しています。

2023年現在はイギリスで記録的インフレが続く中、デモ活動が活発となっており、ポンドも売りが加速しており円が強い状況です。

まとめ

ポンド円を利用したバイナリーオプション取引について解説しました。

殺人通貨とも呼ばれるポンド円ですが、特徴を把握していれば必要以上に恐れることはありません。

また、先程ご紹介した「ロンドン市場が開く16時~17時を狙って取引する」といった裏技的手法を使えば利益を上げることも十分可能です。

経済指標なども含めて相場全体の動きを見なければ予想するのは難しいですが、一旦相場の流れがつかめればチャンスが多い時間帯でもあります。

ここでご紹介した裏技を参考にして、利益を狙ってみるのも良いでしょう。

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